紋別市立博物館

オホーツク・紋別の人々の歴史・文化と紋別の礎をつくったハマ・オカ・ヤマに代表される漁業、生活、農業、林業、鉱業などを映像、模型、ジオラマ、実物資料やコンピューター検索システムなどでわかりやすく展示、紹介。

旧石器時代から江戸時代末に至る各時代の精巧に作られたジオラマや、実物大に復元された高野番屋は必見です。


ハマ 紋別の漁業

漁法ごとの漁業模型、操業状況の映像、漁船の模型やカワサキ船の1/3模型や各種漁業資料をわかりやすく展示。

復元された高野番屋は靴を脱いで内部に入ることができ、漁夫の暮らしを体感できます。

オカ 紋別の農林業と生活

畑作や酪農に使われたプラウやクワ、集乳缶、馬の装蹄具、造材に使われた各種ノコやトビ、ガンタなど林業の道具、台所用品、ランプ類、ラジオなどの生活用具を展示。

ヤマ 紋別の鉱山

八十士砂金から東洋一といわれた鴻之舞金山にいたる金山の歴史を模擬坑道や映像で紹介。

鴻之舞の鉱石や金・銀インゴット、八十士砂金、実物資料なども展示。

収蔵展示室

紋別の自然・歴史・文化・産業・生活などの実物資料を、テーマ別に収蔵展示する開放型のコレクションスペース。

筒型郵便ポストや磁石式電話交換機をはじめ、懐かしい、そして珍しい品々が所狭しと並ぶ、アンティーク好きにはたまらない魅力的な空間です。動物の剥製たちが、お出迎えしてくれます。

まちなか芸術館

オホーツク紋別、「街の中」から郷土の芸術・文化を発信します。まちなか芸術館では、紋別を代表する二人の芸術家、流氷画家の村瀬真治、彫刻家の齊藤顯治の作品を中心に、紋別ゆかりの芸術家の作品を展示しています。

村瀬真治 SHINJI MURASE

1906年横浜に生まれる。1927年から帝展(現日展)に連続入選を果たすなど精力的に創作を続ける。1949年紋別高等学校美術教師として紋別に赴任。このとき流氷と出会い神秘的な印象を強く受ける。1964年から本格的に流氷をモチーフとして制作し、道展などで発表。以後、全国で多くの個展を開催した。晩年、脳いっ血で倒れ利き腕に麻痺がのこるが、創作意欲は衰えることはなく、ペインティングナイフと左手の指先を絵筆代わりに小品を製作し続けた。

オホーツクの自然、特に「流氷」を写実ではなく、常にその厳しさと対話する中で、光を空気として捕らえる独特の空間表現を確立した。

略暦年表

  • 1906年(明治39年)
    横浜に生まれる
  • 1930年(昭和5年)
    夏、興部町で高橋北修、朝倉力男とともに一ヶ月ほど制作。
  • 1949年(昭和24年)
    2月、紋別高等学校美術教師として紋別に赴任。
  • 1964年(昭和39年)
    本格的に流氷をモチーフとして制作。道展、一線美術展に発表。
  • 1975年(昭和50年)
    脳いっ血で倒れ、病状が利き腕に残る。
  • 1979年(昭和54年)
    紋別市開基百年市制25年式典において教育功労者として表彰。
  • 1987年(昭和62年)
    9月12日 80歳にて永眠。

齊藤顯治 KENJI SAITO

1933年紋別に生まれる。父親は看板業(三省堂看板店)を営み長男だったこともあり、デザインの勉強をするため芸大を目指した。1959年東京芸術大学彫刻科を卒業後、二科展に出品し特選を受賞、1966年二科会会員に推挙された。横浜を中心に全国各地で個展を開き、1989年二科展で文部大臣賞を受賞。二科会彫刻部会員・理事を務め、共立女子大学の教授、名誉教授を歴任した。

生まれ育った郷土紋別を原風景として、北国の厳しい光景を深く心象として捉え、自然の力強さなどを大胆な造形で表現した彫刻は、独自の世界観を形成している。日本の彫刻界の第一人者として活躍した。

作品は、大山山頂園にも多数展示されている。

略暦年表

  • 1933年(昭和8年)
    紋別市に生まれる
  • 1959年(昭和34年)
    東京芸術大学彫刻科を卒業。
  • 1966年(昭和41年)
    二科展にて文部大臣賞を受賞。
  • 1990年(平成元年)
    現代美術選抜招待出品(文化庁主催)。
  • 2004年(平成16年)
    9月~10月紋別市立博物館と大山山頂園で彫刻展「地表・天空」開催。
  • 2005年(平成17年)
    10月、紺綬褒章を受ける。
  • 2006年(平成18年)
    4月11日 73歳にて永眠。

施設情報

紋別市立博物館

  • 運営日時
    • 開館時間
      9:30 - 17:00
    • 休館日
      月曜日、祝日の翌日(土曜日、日曜日を除く)、年末年始(12月30日~1月6日) 
  • 観覧料
    • 無料 (ただし博物館生涯学習スペース、芸術館交流スペース、附属設備の使用は有料)
  • 住所(本館)
    〒094-0005 北海道紋別市幸町3丁目1番4号 地図を見る
  • 住所(まちなか芸術館)
    〒094-0005 北海道紋別市幸町3丁目1番12号 地図を見る
  • お問合せ
    • 紋別市立博物館
      電話0158-23-4236
  • Webサイト

このページの解説者について

  • 名前
    小林健一(業務係長)
  • 出身
    紋別生まれの紋別育ち
  • 専門分野
    美術
  • 一言
    趣味は魚釣り(特にフライフィッシング)、写真撮影、映画・音楽鑑賞、美術館巡りなど。
    私のふるさと紋別を多くの方に深く知ってもらえたら嬉しいです。皆様のご来館をお待ちしております。